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VAPEBOOKMARK

٩(。•ω•。)وケツを蒸気責めだー!:電子タバコ(VAPE)のブログです

【RBA】コットンをミスると漏れる、の意味

五月も半ばです。外出時にはゲリラ豪雨にも注意です。

いきなり大雨が降ると、我が家の場合はサッシの溝から雨が室内に侵入してきたりします。溝には排水穴がついているのですが、多量の雨水はその穴から逆流してくるようです。

その度に雑巾を並べて凌いでいますが、抜本的な解決とは言えない気がします。

 

 

なんでこんな話をしているかと言えば、RBA(特にRTA)におけるコットンワークが、この

 

雑巾と雨水

 

の関係に(そこそこ)似ているからです。

 

 

 

コットンワークと漏れの関係

 

よくRTAでの漏れに関する話題で

 

「コットンワークをミスると漏れる」

 

 というフレーズがたびたび登場します。

 具体的にどこをどうミスると漏れるのか、そのあたり分からないまま話が進んでしまうことが意外と多く

 

。゚(゚´Д`゚)゚。「これって常識だから敢えて教えてくれないのかしら?いやアタクシが馬鹿だからわからないのかしら?」

 

と若干さみしい思いをしたりしました。

枕を涙で濡らしながら月日は流れ幾星霜。

毎日のようにクルクルこねこねやっているうちに

 

(๑•∀•๑)「こういうことを言っているのかな?」

 

と何となくニュアンスが掴めてきた気がします(理解できたとは言えないの・・)。

 

 

とにかくアトマイザー内部で何が起きているのか知ろう!

 

 まず、若干例えは汚いですが、コットンを雑巾、リキッドを雨水だとイメージしながら、いつものように図をご覧ください。

 

f:id:matsudokuronekoshokai:20170517120204j:plain

デッキ内の概略図です。

下の方からリキッドが入ってきます。ホールにコットンを詰めて、供給穴を塞ぐ図のようなビルドが、おそらく一般的なものだと思います。

コットンの両脇にあるのが空気の通り道です。外部から入ったエアーが吹き出してきます。吹き出し口は、周囲よりやや高くなっている場合が多いですね。

 

先ほどの例えですと、下の小さな穴から雨水が侵入してきて、巻いた雑巾で待ち受ける感じです。

 

次にリキッドを充填していきます。

 

f:id:matsudokuronekoshokai:20170517121156j:plain

 

Aは、まだコットンに乾いた部分がある状態です。リキッドはぐんぐん吸い上げられ、重力を無視してコイルへ進んでいきます。

毛細管現象として知られる現象、だと思われます。たぶん。

この段階で漏れることは、通常まずありません。

 

Bはコットンがこれ以上無理、という限界までリキッドを含んだ状態です。

リキッドを充填して放置したり、吸い終わってしばらく経つと、こんな状態になります。

吸い上げる力は無くなり、リキッドは重力の影響を受けますので、下に引っ張られます。

コットンを詰めるホールのふちや、コイルの足など、直接コットンに接触している部分を伝うように、周囲にリキッドがじんわりはみ出してきます。

 

※雑巾の例えですと、雨水でビッショビショ状態の雑巾をつまんで持ち上げ、それを指でつつくように触ると、雨水がツツーッと伝わってきて手首の方まで濡れたりします。そんなイメージです。

 

Bの状態のまま、長く放置すると、近くにあるエアーの吹き出し口にリキッドが入り込む確率が上がります。

高低差が若干ある場合でも、アトマイザー自体が少しでも傾けば、即リキッド侵入、ということは考えられますよね。

 

アトマイザーの構造上、Bの状態からのごく少量の漏れや滲みは、防ぎようが無いというのが、業界全体の認識のようです。

なので、この現象をもって「漏れる!」と騒ぐと「そもそも分かってないやつ」だと思われる恐れもあるので、大声を出す癖のある方は注意です。

 

ただ最近は各メーカーさんが頑張って、この構造上防ぎようが無い漏れを構造を変えることで克服しようとしたRTA製品がいろいろ出てきました。漏れに悩む方は要チェックです。

 

 

話を戻します。

 

コットンワークのミス、というと、一番多いのがコットン量(長さ・太さ)のミスだと思われます。

正解が無い、とも言われるコットンワークですが、RTAで「これはまずいんじゃないか?」と思われる典型的な漏れる例を見てみます。

 

f:id:matsudokuronekoshokai:20170517125544j:plain

見ての通りなのですがポイントは

 

①コットンが短すぎ、さらに細すぎるので、リキッド供給穴を塞げていないので、隙間からリキッドがどんどん入ってくる

 

②侵入するリキッドが吸う量より多いので、行き場を失った分はエアー吹き出し口に入り込みエアフローを逆流

 

③大量の漏れ発生

 

ヾ(*ΦωΦ)ノ「これはさすがにやらないよ!とか言っちゃだめ。やったよやったさアタクシは!」

 

エアフローコントロールを全閉すれば多少は凌げそうですが(焼け石に水)、タンク内のリキッドの大部分が流出するまで、漏れは止まらなそうです。

 

(๑•∀•๑)「朝起きたら部屋の中が南国(トロピカル)な良い香りになってたよ懐かしいよ」

 

ということで、まかり間違ってもリキッド供給穴を塞がない、というコットンワークだけは避けないといけません(部屋を良い香りにさしたいときには別の方法がありますので)。

位置的に供給穴を塞ぎにくいという場合は、コットンを突っ込むホール自体をコットンでパンパンにして隙間を無くせば同じ効果があります。

 

 

では改めて

 

 

コットン量で変わる漏れの度合いについて

 

 

また図を用意いたしました。

 

①はコットン少なめ

②はコットン多め

 

です。

両方ともにリキッド供給穴は塞いでいます。

 

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 ①の特徴は、リキッド供給穴周辺のコットン密度が低い為、リキッド供給速度が早いことです。一見すると危ない(漏れそう)ですが、供給穴からコイルまで細いコットンで真っ直ぐ繋がっているので、それほどでもありません(コットンずれたら漏れます)。

コットンが細いので少ないリキッドも素早くコイルまで運ばれます。

 

※細い雑巾の片側を濡らすと、すぐ反対側までびしょびしょになるのと同じです。

 

反面、リキッド保持力は少ないので、供給速度以上にチェーンして吸えば、すぐにドライヒットします。

1度に気化させるリキッドも少ないので、煙量は少なくなります。

 

②の特徴としては、多めのコットンが供給されたリキッドをがっつり受け止めるので、ダダ漏れしにくいこと。

コイルにリキッドを到達させる為に、やや多めのリキッドが必要となりますが、一回に気化させるリキッド量も多いため、煙量は多くなります。

 

ただし次に吸えるようになるのは、気化した分のリキッド量が再び供給穴から運ばれてきた後になります。

 

 

①と②も、共にリキッドがコットンの保持能力の限界を超えれば、前述のBの状態となり、少量の漏れや滲みが発生しやすくなります。

 

 ただ、コットンぱんぱんにリキッドが保持されると、供給穴からリキッドをさらに吸い上げることも無くなる(重力の影響もあります)ので、漏れたとしてもコットンが保持しているリキッドだけが漏れることなります。

 

f:id:matsudokuronekoshokai:20170517130851j:plain

これは①と②がそれぞれコットン内に保持しているリキッドの量です。

もちろん、これ全部は漏れません。

こうして見ると、漏れる可能性がやや高めの①は、万一漏れても少量のみ。

対して漏れに強いと思われる②は、仮に漏れたらそこそこの量が出てくることになります。

 

※薄い雑巾と分厚い雑巾、絞ったら出てくる水の量が違うのと似てます。ちなみに当然ですが、蓄えている水量以上には絞れません。

 

(。 ー`ωー´)「①も②もどっちも間違いじゃないのね」

 

コイルの大きさや抵抗値、出力や吸い方、さらにリキッドの性質によって、最適な方(もしくは両者の中間)を選ぶことになりそうです。

 

 

長くなりましたが、コットンワークをミスると漏れる、ということの意味はアタクシ何となくわかってきた(ような気がしてきた)と思っています。

その上で、決して「これが正解」みたいな「型」が無いことにも何となく気がついてきました。

 

(。・ω・。)「奥が深いねー」

 

 

最後に

 

 

ゲリラ豪雨に備えて自宅のサッシの溝のゴミはキレイに掃除しておきましょう。

終わったあとの一服はいつもより美味しいですよ。

 


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番外

 

一部のボトムエアフロー型RDTAも、今回の記事に当てはまる点がいくつかあります。一緒にいろいろ工夫してみましょう。